英進塾_先生ブログ

英進塾の講師によるブログです

佐藤先生

康家の白エプロン

全くあのグルメ番組という奴は。何が腹立つってあの食べた後の御託。やれコクがあって、それでいて爽やかで、だの濃厚な味わいだの、とやかましい。旨いメシが不味くなる。言葉を徒に弄びすぎるのだけれどもいかんせん語彙が欠しいものだから、どこかで借り…

名と体[Names and Natures Agree]

第二子がまもなく誕生するので、再び子どもに名前を付ける機会を与えられた。 前回は啓示が与えられたかのように決まり、満足する名前になったが今回はどうか。「名は体を表す」とはよく言われること。名づけ親の「かく在って欲しい」という願いによって名付…

続・青森こどもマップ

だれも作らないなら自分で作ろうかな。 以下、以前書いた記事再掲です。「青森こどもマップ」だれかコレ、作ってください(´・ω・`)私は1歳半の子どもの親ですが、子どもを遊ばせる場所に困る(´Д`) 大人だけで遊びに行くのとはいろいろと事情が違う。オムツ…

中間テスト対策でのできごと

某教室の中2。科目は地理。 生徒「せんせー、『ひとりひとりっこ政策』の…」 私「…え?」 生徒「だから、『ひとりひとりっこ政策』の…」 私「…はい?」 生徒「だーかーらー(怒)、『ひとりひとりっこ政策』が…」 私「…「ひとり」ひとつ多くね?」 もちろん…

烏二襲ワルル話

中間テストも近いので、当塾では恒例の校門前のチラシ配りに伺っています。 生徒と顔をあわせると、「せんせいあさはやくたいへんだねー」など、声をかけられます。ただ、私自身これを大変だと思ったことはないんですね。 いつもはしない早起きをしていつも…

高校入試物語第37章

合格発表の日は、100以上のドラマの結末が、疾風怒濤のように押し寄せてくる日。 今はインターネット上で発表が見られるので、そのエンディングがモニタ上で数字の 羅列として表われるのは多少味気ない気がするが、その分生徒の受験した学校が 一気に開示さ…

塾生全員合格を祈って!

ただいま、2月27日の22時53分。授業終了後の篠田教室でこれを書いています。 昨日、無事中3の入試直前講習が終了。今年も大いに盛り上がりました! 絶対合格するぞ!という意気込みで教室を後にした生徒達。 ガンバレ!全員絶対合格だ!3月5日、教室で待って…

全員ごうかああぁぁぁあく!

2月22日から、中3の入試直前講習が英進塾で始まります。 フォントはエヴァンゲリオン調です。 左下には『スラムダンク』より安西先生。 「あきらめたらそこで試合終了だよ」 「つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚(←ミッチー)」 中3みんなを励ますときに言うこと…

ブログ更新とばしましたすいません

忘れてました。 生徒に助けてもらおう。 ある生徒の答案。 マイタケをつくることは、つらく、辛抱の要る作業である。 だれしも二の足を踏むことであり、敢えてその茨の道を歩むものなどいるのか。 しかし、それを乗り越えたところに、目もくらむような喜びと…

「人体の不思議展」批判 まとめ

「人体の不思議展」批判 [The Mystery of "THE MYSTERIES OF THE HUMAN BODY"] 2008年のある日、青森県立美術館で開催されていた、「人体の不思議展」へと足を運んだ。かつてはホルマリン漬けなどでしか実現しなかった、人間の標本化に、<扱いやすく、匂い…

前・後期選抜廃止について

平成18年度に導入された青森県高校入試「前・後期選抜」制が、平成26年度入試をもって廃止される。 平成22年度入試からは、後期選抜も学力試験を課しているので、厳密にはこの制度は3度行われており、 5度目の実施を以って終了となる。 つまり、現在の2年生…

名づけの政治学[On Nickname]

時の天皇は女帝・称徳天皇、僧である道鏡を寵愛していた。 女帝は父母を亡くし、本人もまた病弱であった。そのような境遇にあった彼女が、生と死をマネージする術である仏教の師・道鏡に魅かれたのも無理はあるまい。 後継の天皇が決まらぬ奈良の政情は安定…

常世の神 [ A CULT ]

フランス語で「歴史」はHistoire[イストワール]である。この語は、「歴史」と同時に「物語」という意味も持っている。英語のhistoryとstoryも、その形がよく似ていることから、語源が同一であることがわかる。「歴史=物語」という認識が、人類には古くから…

ああ、荒野[Nothing ventured, nothing gained ]

カール=マルクスは、その著書『ドイツ・イデオロギー』のなかで、『本当に「自然」といえるようなものは、現在オーストラリアに新しくできた珊瑚礁くらいしか残されてはいない』というようなことを書いていた。マルクス的文脈からすると、人間の手が直接的に…

たのしい民俗学(1)[Joy of Folkloristics, Part I]

座敷ワラシ、犬神、オシラサマ、神隠し、戸来村、ポトラッチ、悲しき熱帯、蕩尽、山姥、等の言葉を聞くと、わくわくしませんか? 闇のない現代社会において、「怪談」や「都市伝説」が好まれる嗜好とさほど変わらない興味に於いてですが、このような話は大好…

なぜ私はこんなにも絵が上手いのか。[Why Am I So Good At Drawing?]

別に本気でこんなことを思っているわけではありません。ニーチェの晩年の著書「この人を見よ」の章題を剽窃しただけです。 そこには、「なぜ私はこんなにも頭がいいのか」「なぜ私はこんなにもいい本を書くのか」という調子がずらりと並んでいます。たまーに…

Download 4 Free!

佐藤です。新しいテクノロジーって、本当に私達をわくわくさせてくれますよね。 iphoneのsiri(音声認識)とか、SF的でたのしいです。 イヤーフォンの線も、bluetoothで不要になったりとか。 はやく黒板もなくなればいいのに。かわりに大きなタッチパネル。 …

やればでき ない

「やればできる」とはよく聞く台詞。 保護者の皆様や、先生、私達も言っているような。しかしこれ、実は大抵「やればできる…のにやらないから今は実際できていない」というのを嘆くのに使われる言葉。 この言葉を言うことに一体何の意味があるのだろうか。「…