英進塾_先生ブログ

英進塾の講師によるブログです

学生時代の思い出〜アルバイト〜

オーストラリア留学中6年間は、学校へ行きながらいくつかアルバイトを掛け持ちしていました。

主に生活費になっていたのは病院の通訳。その他にも新聞広告のセールスなど空いた時間を使って色々なことを経験しました。
新聞広告のセールスは、歩合制であまりバイト代は安定していませんでしたが、とても勉強になり、楽しい経験でした。
学校が終わると、ビジネスレターを書きまくり、電話を掛けまくり、アポイントメントが取れた企業を順番にまわってセールスしていきました。

ある日バイトにに行くと、私のボスが給料日でもないのにいきなり800ドルくれました。「え?なんで?」ときくと、なんと私がビジネスレターを送った会社から広告掲載の申込みが来たらしいのです。その会社は投資会社で、オーストラリア近海に沈んでいる宝船を引き上げるために投資家を募っているとのことで新聞2面を使った大々的な広告を掲載したいということでした。800ドルはその後、ビジネスレターの書き方を教えてくれた友人や仕事仲間と飲みに行ってきれいさっぱり消えてしまいましたが、とてもいい思い出です。

バイトを探すとき、「日本語を使う仕事はしない。」と心に決めていました。「せっかくオーストラリアに来ているんだから英語を使う仕事をしよう。」と思ったのです。日本人留学生が海外で仕事を探すときに一番困るのが語学力。オーストラリア人をターゲットにしたお店や企業はなかなか日本人を雇ってくれません。だって、雇う側も英語ペラペラのオーストラリア人を選びたいのはあたりまえですよね。だから仕事を探し始めたときはかなり苦労しました。100通くらい履歴書を持って、飛び込みで求職してました(笑)。今考えると「気合入ってたなあ。」と思います。