「金環食」 “Annular Eclipse”

　来月５月２１日の朝に、太陽の前を月が通過し、昇りたての太陽が欠ける「部分日食」が見られる予定です。前回の２００９年の時は塾の屋上で雲という天然のフィルターに恵まれて観測できました。

　先日、買い物中に日食観察グラスを見つけたので思わず買ってしまいました。2009年の時には話題になった時にはすでに売り切れで買えなかったものでした。

　今回、太陽の前を月が通過するときにリングのように見える「金環食」は、鹿児島、三重、山梨、茨城などで観測されるそうです。青森市では、残念ながら完全な金環食ではなく部分日食ですが、かなりの部分が欠けるので是非観察したいと思います。
そこで、当日の観察の基本情報をお知らせします。

　青森市での部分日食開始時刻　午前６時２８分
　青森市での部分日食最大時刻　午前７時４４分　太陽の約88％が隠れます！
　青森市での部分日食終了時刻　午前９時１３分

　当日までの準備と注意点
　1.東の方向が開けた場所を探しておきましょう。
　2.安全な観測方法で観察しましょう。
　　太陽光線は非常に強力です。長時間の連続の観測は避けましょう。
　　太陽を直視せず、太陽観測専用のグラスを使いましょう。
　　段ボールに小さな穴をあけて、その影を見ても太陽が欠ける様子を見ることができます。
　3.大きなてるてる坊主を作って、晴れることを祈りましょう！

　青森で次回、皆既日食が観測される予定は５１年後の２０６３年８月２４日です。健康に気を付けて長生きし、是非観測したいものです!!