英進塾_先生ブログ

英進塾の講師によるブログです

微妙な問題

わたしが高校生の頃,先生に,
トランプを使った問題は出してはいけない」
という暗黙のルールがあると聞きました。

それは,
トランプ博打ととらえる家庭もあり,子どもから遠ざけ,知らない子がいる。」
「小学校からの教科書で,トランプの説明をしているものがない。」
という理由からでした。

しかし,今の問題集を見るとトランプの問題がたくさんです。
しかも「A=1,J=11,Q=12,K=13」をわかっているものとして出題されています。

〜微妙な問題〜
・52枚のトランプから1枚引く時,3の倍数が出る確率を求めよ。
  −絵札のQは12としていいのか…?(心の中)
     ⇒模範解答はQは絵札なのでカウントしない
・52枚のトランプから1枚引く時,数字を引く確率を求めよ。
  −Aは数字なのか…?(心の中)
     ⇒模範解答は数字としてカウント
などである。

しかも,辞書式で考えると,Jは10番目のアルファベットだし,Kも11番目のアルファベットである。
ややこしい…。トランプを知っている人でさえ微妙な有様…。
中には「トランプを知らない奴は勉強不足だ」との声も…。知らないと不利ですね。

稀ではありますが,微妙な問題と割り切ってください。


あと,文化部に対する「リーグ戦」の問題。酷です(笑)。