英進塾_先生ブログ

英進塾の講師によるブログです

応用の応用は基本

数学担当の木村です。
期末テストのシーズンですね。
皆さん思ったようにテスト勉強はできたでしょうか。


私も学生時代、テスト前となると、切羽詰ってテスト勉強をしていたものですが、
問題集の最後あたりにある応用問題にさしかかると、
スタミナが切れて問題を解くのが雑になってしまったりしたものです。
そして、
「この最後の問題は難しいから、出て欲しくないな〜(見なかったことにしよう・・・)」
とか思っていた問題に限って、翌日のテストにバッチリ出たものでした。


さて、昔読んだ本に書いてあったことですが、数学の問題って、
「応用の応用は基本」なのだそうです。


数学は、問題を解くのが唯一の勉強法です。
教科書には最初に公式が書いてありますが、実は公式を覚えるのはスタート地点です。
始めに公式が書いてあるのは、それがないと問題を解けないからです。
公式を使って問題を解くうちに、だんだん応用問題が解けるようになってきます。
そして、応用問題は、必ず公式をなぞるような問題になっています。
応用問題をたくさんこなすと、公式の導き方や公式の意味するところが自然と身に付きます。
そうして、スタート地点の公式に帰ってきます。
そこまでやって、公式が身に付くといえます。


だから、「応用の応用は基本」なのだそうです。
問題集の最後の方の問題って、一番重要な問題なんです!
・・・って自分のことは棚に上げてでも(!)アピールさせてください。