英進塾_先生ブログ

英進塾の講師によるブログです

アメリカでのお話(3)


 私が大学生活を過ごしたミネソタ州はアメリカの中西部にあります。五大湖の一つスペリオル湖と北はカナダの国境に隣接しています。最初2年間を過ごしたファーガスフォールス市は人口12,000人の小さな町でした。


 ある日のその町での出来事です。町の中にある踏切の警報機が鳴りました。ところが、遮断機が下りると止まっている車は一斉にエンジンを止め、ドライバーたちは車から降り、タバコを吸ったり、おしゃべりをしたりするのです。いったい何が起こったのかわからずじっと運転席で待っていました。10分たっても20分たっても貨物列車は途切れることなく続くのです。私も車を降り、一人のおじさんに聞いてみました。


 すると理由はこうでした。ここプレーリーで収穫された小麦や、メサビ鉄山からの鉄鉱石を載せた貨車の数が、なんと150両から200両にもなるからだったのです。これだと待ってもなかなか開かないわけです。北アメリカ最大の鉄鉱石産地や世界の食料庫と地理では習いましたが、実際にそれを体感する機会になりました。

LESSON 3 遮断機下りたら、ストップエンジン!



先生んちの野菜畑 July 2012


今年も様々なトマトを収穫中!
この黄色いミニトマトがとっても甘い!
雑草ではなく、大葉です。
韓国とうがらしも大きくなってきました。